積み重ねていったものが、ストップした感じ。

あやさん(トロント)

 小学5年生で再びアメリカへ行った時は、それまで日本語で積み重ねていったものがストップした感じでした。そこからまた英語で積み重ねていくので、その部分のギャップが出てくる。例えば、理科の授業で習う「火山」という言葉が、英語では分かるけれど日本語では分からない。日本に一時帰国した時に受けた日本史のテストでも、内容も分からないし漢字も読めなくて、ショックでした。 

日本語喋れるんだ?アメリカに「帰る」んだ??

 それに、クラスメートに「えっ、日本語喋れるんだ?」とか言われたり、「英語でしゃべってみてよ」とか言われたりするのも嫌でした。恥ずかしかったし、自分がみんなよりできないというのがショックで。その時に自分が帰った学校は、小学4年生までいたところだったのに、2年いないだけで、こういう扱いをされるんだ、と思いました。噂には聞いていたけど、「帰国子女ってこういう扱いなんだ〜」って。

 もともと5歳で最初に帰国した時にも、言葉の問題はなかったものの、何となく居心地の悪さは感じていました。小学4年の時にアメリカに引っ越すと言ったら、「アメリカ帰るんだ」と言われて「帰るのかな?そうなのかな?」と思ったことも覚えています。

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